私の考え方

知ってて損はないディレクションの話

こんにちは!
女性がスキルや経験をお金に換えて
幸せに稼ぐ方法を教える専門家
直美ユーケーです♪

◇◇◇◇

3月は年に1回の制作系の繁忙期です。

制作のお仕事は今ではもう
ほとんど受けていないのですが
唯一「配るだけで売れる名刺」
の制作を受けてまして
それの繁忙期が3月初めから4月中旬です。

なので3月はこの名刺作成のディレクションを
ガンガンこなしておりました。

そもそもディレクションってなに?

ディレクションって何かというと
お客様とデザイナーの間に入って
イメージを的確に伝えたり
制作物が目的に沿って機能するように
管理する仕事です。

制作物が機能するように
というのは例えば
画面では拡大して読めるけど
印刷したら文字が小さくて読めないとか
QRコードが読めないとかだと問題なので
その辺のチェックとかですね。

細かく語ると色々奥深いのですが
今回はディレクションやってる中で
伝えたいなと思った
これくらいは知ってて損はない
ディレクションの知識、について
お話しします。

デザインとかよくわからないから
お願いしてるんだから
そんな知識はいらないよ、
と思うかもしれませんが

これ、起業する上でもめっちゃ大事です!!

なぜなら、これを知っておくことで
安い価格でクオリティの高いデザインを
手に入れることができたり

「思ってたんと違う〜」

となって時間やお金を
無駄にしてしまう確率が減るからです。

クオリティ高いデザインに向けて

起業家としてこれくらいは
知っておいてください。

1.解像度の話
2.やり直しの話
3.指示出しの話

1.解像度の話

解像度って言葉聞いたことありますか?
これはデジタル画像の精密さを表す指標で
dpiという単位を使います。
dot per inchiの略で1インチの中に
何ドット入っているか?を表します。

細かい話は置いといて
知っておいて欲しい点は2つ。

1つ目は
「印刷するのとWEBの画面で見るのでは
必要な解像度が全然違う」ということです。

WEBの画面で見るだけであれば
多少ボケててもそもそも画面がボケてるので
あまり気になりません。
なので低い解像度(72dpi程度)があれば十分です。
逆に解像度が高いと画像のデータ容量が大きくなり、サイトの表示速度が遅くなったりするので大きすぎる画像は不向きです。

一方、印刷するとなると紙面上でクリアに見える必要があり、高い解像度が必要です(350dpi程度)。WEBで使う画像の5倍ほど大きいサイズのデータが必要なんです。

このことを知らずに、WEBにアップしてる画像を印刷するデザインの素材として渡してくる方が結構おられます。そういう方には大きい画像を再度入稿していただいてます。

解像度が低いと印刷物のクオリティが下がるので印刷する時はデカい画像が必要(WEBに載ってる画像やキャプチャはNG)と覚えておいてください。

2つ目はこの解像度の件によりサイズ指定が非常に大事ということです。

制作物のサイズは1番最初に決めなければいけません。
それがないと作り始めることができません

そして、一度サイズを決めてしまったらそれに合わせてデザインを配置していきます。

万一途中でサイズ間違ってたとか、サイズ変更してくれ、という話になると、最初からやり直しになるので、それまで進めていたデザインは全て無駄になります。

サイズ指定はめっちゃ大事で間違えられない、と覚えておいてください。

2.やり直しの話

デザインが一発で決まるということは珍しく、必ず何回かは修正が入ります。

が、この修正の内容にもある程度マナーがあるということを知っておくと、デザイナーと良い関係が築けて、良いデザインをあげてもらいやすくなったり、デザイナーの作業量を減らせるので費用を低く抑えられることもあります。

修正のポイントですが、
まずは、全体のイメージが合っているかどうかを確認しましょう。
イメージが違うな?と思ったら早い段階で修正依頼をしてください。

細かいところを直し切ったと思ったら、全体のデザインを変えてくれ、と言われると全部やり直しになり、それまでの修正の意味がなくなります。

全体感を決めてから、個別のところを直していき、一旦全体感が決まり、細かい修正に入ったあとは、全体的な修正依頼はしないようにしましょう。

全体的な修正は1〜2回まで、その後の細かい修正が2〜3回までというのが標準的な修正頻度です。

それ以上になると統制取れてなくて迷走状態に入ってることが多いです。素人のお客様はよくわからないので思いつきベースでなんでも言ってきます。

そこで迷走しないように、希望を聞きつつ誘導するのもディレクションする人の仕事です。

3.指示出しの話

修正指示を出すときに、素人がやってしまいがちなのが、素人なのに具体的にデザインの指示を出してしまうことです。

文面にしたらおかしいと気づくのですが、デザイン見てる時は見てみないとわからないので、思うままに修正の希望を言っていると素人なのにデザインの指示をしている、という状態に良くなります。

修正指示をする時は、色や大きさなどを指示してはいけません。そうではなく、雰囲気を指示してください。

例えば、よくあるのが、
「ここを(目立たせたいので)赤字にしてください」
というものです。

この時の意図は「目立たせたい」です。

デザインのテクニック的に「目立たせる」にはいろんな手法があるわけです。

・色を変える
・太字にする
・囲みにする
・下線を引く
・周囲に余白をとる

などなど。

「目立たせたい」と指示されたら
デザイナーは上記のような目立たせるためのテクニックから、その場に最も当てはまる方法を選んでデザインを作ることができます。

が、「赤字にしてください」と言われてしまうと、赤字にしたことにより、そこが不自然に浮いてしまうとしても、お客様からの指示を無視するわけにいかないので、赤字にせざるを得なくなり、変なデザインになります。

修正指示は具体的な色、形、大きさなどを指示するのではなく、「雰囲気」どんな意図か?を伝えるようにすると、より良いデザインに短期間でたどり着けます

デザインディレクションを知っておこう

以上、今回は知ってて損はない
デザインのディレクションの話でした!

本当、損はないので、覚えておいてください^^

「配るだけで売れる名刺」は現在LP準備中です。

気になる方には詳細をお伝えしますので
お気軽にお問い合わせください^^

 

 

 

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